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1983年に設立された日本の業務用音楽ライブラリー。別名「Free Use Music」。
ライセンス条件は比較的緩く、使用回数によって料金が変わる事も無いため、商業施設の自動放送からアダルトビデオに至るまで幅広く使用されている。日本においては最も一般的な音楽ライブラリーと言える。
アルバム毎にテーマが定められている。また、楽器や音楽ジャンルによる検索ができ、音楽に精通している人なら比較的容易に曲探しができる。
「NML」と略されることも多いが公式の略称ではない。公式で「NML」の略称を用いているライブラリーはNaxos Music Libraryであるため注意が必要である。
公式サイトでは全曲を試聴することが可能だが、不正使用防止のため「Nash Music Library」と定期的にコールする声が重なっている(日本のライブラリーでは一般的な措置である)。
2008年までは女声(NML姉貴)、2009年からは男声(NML兄貴)のコールである。
「音源を使用しないが聴きたい」というニーズに応え、2020年6月からSpotify等の各種音楽ストリーミングサービスで配信が開始された。
YouTubeでの配信は2021年8月に開始された。
これらにより、先述の不正使用防止のためのコールが重ならない音源を無料で聴くことが可能になった。
2002年放送の『仮面ライダー龍騎』から使用されていると思われる。
日本のライブラリーであるためか『仮面ライダー響鬼』に代表される和のテーマの使用が多い。
テーマ別検索が容易なためか、引用元のアルバムは最新のものに限らず幅広い。アルバム毎にテーマが定められているため、使用目的と合致したテーマの特定のアルバムから複数の曲が使用されることが多い。
使用回数によって料金が変わる事はないため、同じ曲が複数回使用されることも多い。
他のライブラリーと併用される場合は、ややコミカルな曲を担うことが多い。
