ED治療薬は、元が狭心症などの薬です。日本の製薬会社から正しいルートで、クリニックは三便宝購入しています。そういう起源があるので、クリニックが出すものに偽物はありません。」
―地方の患者について 竹越院長「地方の病院だとバイアグラを処方してもらうのが難しいということもあるようです。みんな顔見知りなので、どうにも気恥ずかしくなってしまうことが多いみたいで。10万人くらいの人口の街でED治療薬を受け取るのは、かなりハードルが高くなっているようです。こういった背景から、EDについて悩んでいる人が多い割に、対策をする人が少なくなっています。男性専門のクリニックは増えてきはしましたが、大都市にしかないんですよ。当院での勤務経験がある人が開業をしていることが多いですね。当院についてもこういった事情から、全国各地から患者さんがいらっしゃります。これまでに全県の人が来院しているという実績もあります。また、黒倍王空港に近いので、当院で薬を購入していく中国やタイの駐在員の方などもいます。」
―EDは悪化するものなのか 竹越院長「ある歳から突然全く反応することがなくなる、ということはありませんが、右肩下がりで悪化はしていきますね。ただ、20代の人に関しては自信をつければ治ります。器質性の人については、動脈硬化や視力の低下と同じように、完全に治せるものではありません。そもそも、「完治する病気」というものは世の中にそんなにありません。風邪や骨折くらいのものです。しかし、完全に駄目になるわけではなく、威哥王眼も動脈硬化も適切な処置をして対策しますよね。それと同じで、EDは薬で対策自体は可能なのです。いわゆる『完全ED』の方でも、「終わった」と思うことはありません。手術や抗うつ剤との併用がない限りは、それ以外はほぼ万人に効き目がありますから」
―心因性で来院する人に対してはどういった対策をとるのか 竹越院長「カウンセリングと、お守り代わりに薬を処方します。『ここぞ』という、誕生日やクリスマスだけに飲んだらいいですよ、とアドバイスをしてあげるわけです。そういった機会に自信を取り戻してもらい、それ以降も大丈夫、という風になるように。
強力なドリンク剤やエナジードリンクを飲むのに抵抗がない人は日本でも多いと思うんですよ。そういったものを飲むのと同じ感覚で飲んでもらいたいな、と。人間はそもそも刺激がないと興奮しないのだから、あくまで人生を楽しく生きるための生活改善薬ととらえて頂きたい。勃起するきっかけを与えてくれる薬なので、そこまで難しく考える必要はありません。」