設立年 | 1981年 |
所在地 | イギリス |
経営体制 | 独立(1981年-1994年) |
BMG Music傘下(1994年-2007年) | |
Universal Music Group傘下(2007年-現在) | |
設立者 | John Lee |
日本での販売業者 | 株式会社サクラノーツ(2010年5月まで) |
日音サウンズライブラリー(2010年6月-2022年12月31日) | |
Universal Production Music(2023年1月1日-現在、代理店を介さず直接契約する形式) |
Atmosphereとは、イギリスの業務用音楽ライブラリー。1981年に、John Leeが設立した。
テレビ番組や広告、映画、企業向け映像などで使われる音楽を提供している。
1994年にBMG Musicによって買収され、同社の音楽出版部門であるKiller Tracks(現Universal Production Music)の傘下になった。
2007年にKiller TracksがUniversal Music Groupに売却され、現在に至る。
オーケストラ系スコアからトレンドを意識したポップ/エレクトロニック系まで幅広いジャンルをカバーしている。
汎用性が高いショートカット版(10〜60秒)や一部パートを抜いたアンダースコア、ループ構造のトラックが豊富である。
海外のライブラリーでは多く見られる取り組みだが、Atmosphereは特に早い段階から導入している。
仮面ライダーシリーズでの使用が確認されているレーベルのみ記載。
中心的レーベル。
アルバムIDの表記は「ATMOS」で統一されている。
順次ストリーミング配信がされている。それらの楽曲を中心に、各種サービスで音声を識別することも可能である。
サービス | 可否 |
Shazam | 可能(ストリーミング配信されている楽曲のみ) |
Googleアプリ | |
コンテンツID | 可能 |
2001年放送の『仮面ライダーアギト』から流用が確認されている。同作では多用されているものの、以降の作品では外国風な演出のために数曲使用される程度である。
2010年6月から日本での販売代理店が変更されているため、『仮面ライダーW』までとそれ以降の作品では契約が異なっているようである。
未収録曲の存在は早くから認知されていたものの音源提供元の特定には至っておらず、オリジナル曲の収録漏れの可能性も考察されていた。『アギト』で「ATMOS125 Total Movie」から流用されていることが2022年に判明し、それを機に調査が進行するようになった。
作品 | 流用傾向 |
『仮面ライダーアギト』 | ドラマパートで多用。短縮版含め幅広く使用されている。 |
『仮面ライダーカブト』 | 外国風の料理が登場するシーンで使用。傾向は偏っているが、曲数は少なくない。 |
『仮面ライダーキバ』 | 曲数が極めて少なく、傾向は無い。 |
『仮面ライダーW』 | |
『仮面ライダーフォーゼ』 | 外国らしさを演出するコメディシーンで使用。 |
『仮面ライダーウィザード』 | 前後編の第6・7話でのみ使用。 |